もっと知りたい!くらしのお金 バックナンバー 波多間純子先生の子育て中のお母さんのためのライフプランアドバイス

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第5回 子どもの保険

子どもの保障を備えられる保険商品にはどんなものがあるのか、また何を考慮して商品選びを行えばいいか、知っておくことは大変重要です。今回はいくつかご紹介しますので、是非役立ててください。


1. 子どもの保険の考え方


子どもの保険(基本)=こども共済+貯蓄

現在の社会では、子どもが亡くなっても経済的に困る親は少ないと思われるので、子どもの保険はやはり「医療保障」がメインになります。


以前であれば、予定利率が高く貯蓄性も抜群だった頃の簡保の学資保険などに、医療特約を付加して貯蓄と保障の一石二鳥を狙うこともできましたが、現在のような低い予定利率では保険加入の鉄則に従い、「保障は保障、貯蓄は貯蓄」と割り切った方が得策でしょう。


その際、基本的には病気やケガの入院給付金の他に、子どもに多い「ケガ通院」にも対応できる『こども共済』(あるいは民間の医療保険)+『貯蓄』(あるいは返戻率が100%を超えるこども保険や学資保険)で備えるのが基本となるのではないでしょうか。



<子供の保険に入る目的は?>
  必要度
ケース1 ケース2 ケース3 ケース4
子供の医療・死亡保障として ×
親の死亡保障として × × ×
教育資金の積み立てとして ×
利用する商品 共済
など
◆返戻率100%超のこども保険など
◆共済+貯蓄
貯蓄
商品
こども
保険

※上記×は他で準備できる場合


2. 「子どもの保険」の加入形態とケースごとの特徴


では、現在子育て中の家族の「子どもの保険」の加入形態はどうでしょうか?


おおよそ、加入状況としては以下の通りです。この場合、どれか1つのケースの場合もありますし、重複して加入しているケースもあります。


それでは、それぞれのケースでの特徴について考えてみたいと思います。


(1) 親の保険の家族特約で加入


このケースの場合、子どもの保障は疾病・災害入院で親の6割程度が基本となっている場合が多いようです。


このケースで気をつける点は2点。1つは「親の死亡時の取り扱い」、2つ目は「家族保障特約の子どもの年齢の範囲」です。


例えば、1つ目の「契約者である親の死亡時の取り扱い」についてみてみると、アリコジャパンのがん保険の場合は、以降の保険料は払込免除で妻は終身、子は資格を喪失するまで継続できます。アメリカンファミリーのがん保険の場合は、保険料の払込を継続すれば保険の継続が可能で、日本生命やソニー生命の医療特約の場合は契約者の死亡によって契約が消滅という取り扱いになっています。


次に、2つ目の「家族保障特約の子どもの年齢の範囲」についてみてみると、アメリカンファミリーの場合は23歳未満、ソニー生命や日本生命の場合には20歳未満となっています。それぞれの保険会社で詳細が異なりますので確認が必要となります。


一方、メリットとしては、子どもの人数に関係なく一律の保険料で保障されるので子どもの人数が多ければ多いほど割安となる点があげられます。


(2) 外資系生命保険会社の終身保険に加入して医療特約を付加


親が外資系の生命保険会社で保険に加入している場合によく見られるケースです。加入目的の1つは「一生涯の死亡保険を保険料の安い時期に加入しておく」こと、2つ目は「必要なときには解約して現金化する」こと。この場合、現在のように預貯金利率が低い中で、保険の予定利率は2%と高くみえるため、一般の貯蓄で運用するより効率がよいと考えている方が多いのですが、保険料は純保険料と付加保険料に分かれており、払込み保険料の総額がそのまま運用されるわけではありません。同じ保険料で積み立てを行った場合と解約返戻金を比較してみると一目瞭然。加入時期によっては、貯蓄をしたほうが効率がよいということも…。


一方、終身保険については現在の子ども達の60年後〜80年後の金額価値はどうなっているか?また、子どもたちが成人する頃には保険の形も変わっているかもしれないと考えると、わざわざ終身保険に医療特約を付加する必要があるのか検討する必要があります。


ただし、成人する前に病気やケガで保険への加入ができなくなるようなケースでは、役立つかもしれません。


(3) 家族傷害保険や家族交通傷害保険に加入


傷害保険は、国内外での交通事故や日常の事故のための入院・通院・手術を受けた場合、また死亡・後遺障害になった場合に保険金が受け取れる保険です。原因が病気による場合は対象外となります。


このケースでは、特に家族の範囲に気をつけることが重要です。生命保険のように子どもの年齢で区別するのではなく、生計が同じであるかどうかが問われるからです。もっと言えば、対象となる事故が起こったときに生計を一にしているかどうかということです。たとえば、子どもが学生時代に加入して保険の更新を重ねて、そのうち子どもは県外で就職などということがあれば、生計は別となり家族の対象外となります。


(4) こども保険・学資保険に加入して医療特約を付加する場合


貯蓄が苦手な方や返戻率が100%を超える保険商品であれば、保障と貯蓄を兼ねた保険として有効と思われます。


これらの保険で気をつける点は複数の保険に加入して、その1本1本すべてに医療特約が付加されているケースです。


この場合、必要に応じて特約部分を解約したり、場合によっては主契約のみを残して医療特約は共済で加入したほうが保障も充実し、保険料的にも割安になる場合もあります。


ところで、すでに元本割れのこども保険に加入して後悔されている方は、『払済』保険への変更やこども保険などの保障で準備できる金額にあわせて『親の死亡保障を減額する』などの対応が効果的です。


(5) 子ども向け共済に単独加入


こども共済には、コープ共済連(コープ共済)「たすけあいジュニア18J1000円コース」、全労済「こくみん共済・キッズタイプ」、全国生協連(都・道・府・県民共済)「こども1型」があります。特長としては、子どもの入院・ケガ通院・後遺障害・死亡保障などが、月額1000円前後で準備できる点。各共済では現在のところ毎年の決算で剰余金が出ているので、契約者は割戻金を受けることで掛金がさらに安くなっています。


保障期間は「たすけあいジュニア18J1000円コース」が満19歳の満期日、「こども1型」が満18歳の3月31日、「こくみん共済・キッズタイプ」が満18歳の満期日までです。


(6) 終身医療保険に単独加入


これまで終身医療保険は年齢制限があり、幼い子どもが加入することができませんでした。しかし、最近では0歳〜加入できる終身医療保険も発売されて注目さています。


子どもが加入する終身の医療保険の特長としては以下の2点です。

  1. 安い保険料で一生涯の保障を得ることができる。
  2. 保障内容が途中で変わらず、短期入院にも対応している。

3. 「こどもの保障」の重複加入を避ける


保険の見直しの相談を受けていると、特に「子どもの保険」で保障の重複加入が目立ちます。親の保険の家族特約として、こども保険の特約として、共済で、さらに学校や地域・自転車共済などでの重複加入です。


これは、加入者が保障の範囲や内容を理解できていないために、重複してしまうケースが多いようです。


そこで、是非『保障の一覧表』を作成してお子さん1人ずつの保障を確認してください。


その後で、地元の自治体の乳幼児医療無料制度などとの兼ね合いを考えながら、保険加入の時期を考えたり、目的を絞り込むことで、必要な保険だけを残し、無駄を省くことで家計の節約にも貢献できるはずです。



<保障内容及び重複をチェック>
  病気
入院
けが
入院
けが
通院
病気
死亡
けが
死亡
個人
賠償保険
○才
まで
備考
(何日目
からなど)
共済              
医療保険              
子供保険の特約              
生命保険の特約              
親の生命保険の特約              
学校共済              
自動車共済              
家族傷害保険              
家族交通傷害保険              
その他              
合計保障額 円/日 円/日 円/日 万円 万円 万円    

重複契約を確認し、保険の整理を行う。


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