もっと知りたい!くらしのお金 バックナンバー 波多間純子先生の子育て中のお母さんのためのライフプランアドバイス

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第6回 世代別の上手な資金作りのコツ

ハッピーリタイアメントのための世代別資金づくりのポイント

公的年金の後退、税金・社会保険の負担増と私達の家計を取り巻く環境は厳しさを増しています。そんな中これまで以上に家計をマネージメントし、必要な貯蓄を計画的に作ることが必要です。そして最終ゴールとしてはハッピーリタイアメントを迎えられるための幾ばくかのお金が残っていること。とはいえ、老後は急にやってくるものではなく今の延長線上にあるものです。人生の3大支出と呼ばれる住宅資金・教育資金・老後資金を必要な時期までに順序良く準備するためにはコツがあります。そこで今回は世代別の上手な資金作りのコツをご紹介します。


毎月の生活費はお給料で何とかまかなえても、3大支出と呼ばれるような大きな出費は貯蓄をして計画的に準備することが必要です。また、この3大支出はいっぺんに来るものではなく、一般的に『住宅→教育→老後』と順番に迎えるケースが多いのです。ですから、計画的に効率的に資金を準備することが必要なのです。また、将来の家計全般を見渡してお金が貯められる時期とそうでない時期を知ることで家計のメリハリをつけることが重要です。


次に世代別資金づくりのポイントをご紹介します。


お金の貯め時:30代のDINKS期と子供が小さい時期。そして、末子が学校を卒業してから退職時まで。 お金のピンチ時期:じわじわ教育費が重くなる40代、50代。無年金期間の60か〜65歳。そして、住宅ローンの残る退職後

20代は基礎作り

お金もキャリアもこの時期みっちり作っておくことをお勧めします。


独身ならお金は自動積立てでお給料の3割貯蓄に回せば理想的。自宅通いの方は半分貯蓄を目標に。また、将来一番お金を生み出してくれるのは「勤労収入」です。より高い収入を生み出せる自分をつくためキャリアや技術を身につけるというのも大切です。むしろ貯蓄は自己投資のために使うくらいがいいかもしれません。


30代は家計の基礎づくりに励む

30代は今後の家計スタイルをつくる大事な時期です。さらに、家族構成も固まり住宅・教育資金などがいつ必要かおおよそわかってくるころでもあります。だからこそ長期的な資金計画の展望が必要です。子供が小さいこの時期は、お金を集中的に貯められるチャンス。また、出産育児を機に家庭に入る方も多いはず。そのときは家計をスリムに鍛える試練と捉えて夫1人の収入でやりくりする癖を。共働きから1馬力になって生活が苦しくなりますが「まず貯蓄、残りで生活」を習慣にして乗りきりましょう。予算の範囲内で支出することは家計の筋トレです。予算さえ守ればあまり支出の費目にこだわらなくてOK。筋肉質の家計を習慣づければ将来に渡って貯蓄の増加に貢献します。


子供の金銭教育もはじめましょう。「お金には限りがある。だから欲しいものに優先順位をつける」「お金は働いた対価として受け取るもの」といった基本の考えを子供の小さいときから折に触れて話してみましょう。お小遣い帳や通帳を持たせて自分で金銭管理が出来るようにすることも。これが子供の経済的な自立心を芽生えさせるはずです。進学時もあえて学費についてオープンに話し合い自覚を促すのも手です。進路についてより真剣になるかもしれません。結果進路選びや在学中の勉強への取り組み方も変わってくると期待しつつ…。さらに、自分のための老後に向けた資金づくりを無理のない金額で始めるのもいいでしょう。当たり前ですが同じ金額貯めるのならば積立期間が長いほど毎月の積立額は少なくて済みます(月々の負担が少ない)。つまり、少額でも早く始めることが大切です。


ところが、運用利回りの高いものは一般的にリスクの高いものです。この場合はあえて株式や外国建の資産を組み入れた投資信託や変額年金といったリスクのある商品で積立をお勧めします。なぜなら購入時期や金額の分散、若い時期から始めるため値動きがあってもカバーが可能なこと、そして投資の勉強にもなるからです。ただし、自分で投資を楽しめる範囲の金額で始めるのがよいでしょう。


老後資金の目安

EX.2,000万円あれば老後にいくら使える?


税引き後年利2%で運用し80歳までの20年間で使う場合の毎月使える金額


2,000万円 毎月10万円
3,000万円 毎月15万円
5,000万円 毎月25万円
1億円 毎月50万円
毎月積立額の目安 運用利回り2%>(単位:万円)
運用利回り 月次積立額 5年 10年 15年 20年 25年 30年 35年 38年
2% 1万円 63 133 210 295 389 494 609 683
2万円 126 266 420 591 779 987 1,217 1,367
3万円 189 399 630 886 1,168 1,481 1,826 2,050
4万円 253 532 840 1,181 1,558 1,974 2,434 2,733
5万円 316 665 1,050 1,476 1,974 2,468 3,043 3,416
 
60歳までに2000万円を貯めるための毎月の積立金額が(運用率5%の場合):22歳から38年間、積立元金合計額670万円→毎月1万4700円 30歳から30年間、積立元金合計額860万円→毎月2万3900円 40歳から20年間、積立元金合計額1164万円→毎月4万8500円

40代は支出のコントロールを

40代は住宅ローンの返済を退職時以降に延ばさないよう早めの返済を心がけて。


教育資金が足りない場合は民間の教育ローンより安い国の教育ローンや日本育英会の奨学金を検討します。


子育てに一段落したら自分の収入や得ることを目指し自己投資を始めては。家にいるときから自分の興味のあることを探し育てていくことが大切です。一般的に女性のほうが男性より長生き=独りで生きる可能性が高い。お金のためでなく自分の生きがいになること、独りでも楽しめるライフワークを見つけておくことも大事な老後資産作りです。


50代はお金が貯められる最後のチャンス

子供が学校卒業から定年退職までは老後資金を集中的に貯められる時期。これまでかかっていた教育資金を老後資金に振り替えましょう。また、子供の生活費等の支出がなくなる分生命保険の死亡保障額をこれまでより小さく出来ます。保険料が浮いたらこれも老後資金にあてましょう。


お金とは一生に渡る長〜いお付き合いです。お金をぐんぐん貯められる時期もあればたくさんの出費に首をちぢめて耐え忍ぶ時期もあります。大切なのは貯められる時期を知り、そのとき積極的に蓄えをし将来の出費に備えること。また、我が家の3大支出のバランスをみて各々予算を決めることです。出費についてもシンプル・優先順位をつけましょう。お金は楽しんで生活するためのあくまで「手段」。上手につきあいたいものです。


<教育費の目安>
学種 \ 内訳 1年間の学習費 入学金等臨時支出 期間合計
幼稚園・
保育園
(2年間)
公立 237,708 0 475,416
私立 496,465 100,000 1,092,930
小学校
(6年間)
公立 290,106 0 1,740,636
私立 1,010,000 330,000 6,390,000
中学校
(3年間)
公立 445,118 0 1,335,354
私立 1,242,309 469,000 4,195,927
高校
(3年間)
公立 508,876 0 1,526,628
私立 1,044,464 489,000 3,622,392
合計 公立 1,481,808 0 5,078,034
私立 3,793,229 1,388,000 15,301,249
学種 \ 内訳 1年間の事業料等 初年度納入金額 期間合計
国立   590,000 870,000 2,640,000
私立 文系 910,000 1,270,000 4,000,000
理科系 1,170,000 1,560,000 5,070,000
医科・歯科系 3,620,000 5,020,000 23,120,000
(参考資料:三菱東京UFJ銀行/文部科学省)

教育費の効果的な積立貯蓄

<教育費の効果的な積立貯蓄>
商品名 メリット 取扱金融機関等
学資保険 親子の保障と学資の両方が準備できる。
親の死亡した場合以降の保険料払込免除。
特約等により育英年金受取可能。
郵便局
一般財形貯蓄 1年以上継続して貯蓄し、子供等の教育費のために50万円以上引き出した場合、事業主を通した国から給付金が支給される場合あり。 勤務先経由
教育積立貯金 積立により教育資金を作りながら国民生活金融公庫の教育ローンを借りられる(最高200万円)。 郵便局
国の教育ローン 低利で固定。
在学中は利息のみで、卒業後返済も可能。
国民生活金融公庫
(参考資料:三菱東京UFJ銀行/文部科学省)
 
生命保険の上手な利用法(主として家計を支える男性の例):20代→子供が生まれるまでは低い保障で医療保障を重視。30代→扶養家族の数に応じて死亡保障を充実させる。40代→教育資金・住宅資金と出資が増大。死亡保障は段階的に削減。50代→死亡保障から老後保障にシフト。老後の医療保障確保などで大幅な見直しも検討。60代→相続対策が必要でない限りは保障は最低限に。医療保障を新たに確保するか貯蓄で賄うか検討。  

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