もっと知りたい!くらしのお金 バックナンバー 陣内恭子先生の子どものマネー教育

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第4回 「こづかいには力がある」〜こづかいを通じて自立と自律を促そう〜

小学生から始める金融経済教育

まず、今回は、中学校でも始まった金融経済教育の3つの目的からご紹介しましょう。

1) 合理的な意思決定を行う個人の育成
2) 実際の経済社会に対する深い理解
3) 政策的課題の検討・解決能力を持つ

このなかで、1)の「合理的な意思決定」という部分を身近な言葉に置き換えると「自分にとって価値のある選択ができること」といえるでしょう。その力を身につけるのに「こづかい制度」は有効で、家庭で、それも小学生でもできる、むしろ小学生から始めて欲しいという話をしたいと思います。


「こづかい」って何だろう?

「こづかい」は、子どもたちにとっては自由に好きなものが買える"魔法の杖"のようなものかもしれません。もらっていない子にとっては「憧れ」かもしれません。でも、お金は好きなだけ使えるものではないし、欲しいものを全て手に入れることもできないことをわからせたいものですね。そのための最適な手段が「こづかい制度」です。


稼ぐ、つまり収入を得ることができない子どもの時期には、使うという支出の面から経済を学ぶことになります。


毎月決まった額のこづかいを渡すことは、自分でやりくりして欲しいものを手に入れることを知る機会です。欲しいものを「今買う」のか「あとで買うのか」それとも「買わない」のか、考える力が身についていきます。限られた金額の中で、自分にとって一番満足できること(価値)は何かを学び取ることができるでしょう。


人生は一生選択の連続です。進学をするのか働くのか、どういう職種を選ぶのか、結婚相手は誰にするのか、家を持つのか持たないで借りておくのか、現金で買うのかローンで買うのか、そういう選択をずっとしていかなければなりません。その際に、自分にとって価値のある判断ができると結果はよりよい方向に向かうでしょう。その力をつける第一歩として、「こづかい制度」を提案しているのです。


家庭に求められる「教育力」

中学校では、3つの目的の2)のような実際の経済社会、つまり「家計」「企業」「政府」「金融」「労働」の関係を理解する教育が入ってきます。でも、学校教育の前に家庭でやれることはたくさんあります。家計から出て行く支出にはどのようなものがあるのか、家計に入ってくる収入の種類や労働の対価である賃金のこと、貯蓄の役割、物の値段の成り立ちなど、日常会話の中に入れ込むこともできるでしょう。それが「教育力」なのです。


複雑になった現代社会においては、それぞれの家庭にもこの「教育力」を持つことが求められるようになっているのです。


次回は、中学生向けの金融経済教育について具体的に説明することにします。

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