もっと知りたい!くらしのお金 バックナンバー 陣内恭子先生の子どものマネー教育

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第8回 家事手伝いとこづかい

今回は、家事手伝いとこづかいについてまとめます。

家事手伝いは “しつけ”

労働の大変さを体験させ、稼ぐことを学ばせる手段として、家事手伝いに連動させてこづかい額を決める方法があります。これが良いことなのか、どう考えればよいのか、セミナーでは必ず質問されることのひとつです。


私自身は、家事は家族全員でやるべきものと考えているので、こづかいとの連動はしていません。きちんと手伝いをやっているかどうかのチェックが大変であること、子どもが手持ちのお金で満足し「お金は要らないから手伝わない」と言ったときに、返す言葉を持っていないことが理由でもあります。


家事手伝いは、子どもが独立した際に身の回りのことができるための訓練、こづかいは、お金のやりくりで欲しいものを買う訓練と位置づけたいと考えていて、それぞれが独立した、大切な“しつけ”だと思います。


子どもにできる労働が地域、家庭にあるか?

対象が、ほとんど兼業農家の21家庭という小さな地区で、こづかいゲームワークショップの事前アンケートをお願いしました。「こづかいをあげてよいと思う家事手伝いは何か」という質問の「食事」という項目では、買い物2、作る5、配膳1、食器を洗う3、片付ける2という結果でした。(数字は認めても良いと思う家庭の数)


「地域や家庭で、小学生が収入を得る手段としてアルバイトを認めるとすれば、どういうことが考えられるか」という問いには、日常生活以外の作業で、近所のいちごハウスでの手伝い、農作物の収穫作業と販売、野菜の苗植え、草取り、自分たちで作った梅ジャム、クッキー、石鹸などの販売、空き缶拾い、お使いなどが出ました。


こういう地域の特徴は、積極的に労働させることができ、自分の力で得たお金をどう使うか考えさせることができるところです。「どんどん子どもたちを働かせ、稼ぐ意味、大変さを先に学ばせましょう。」と提案してきました。


サラリーマン家庭などでは、子どもにできる仕事そのものがないため、家事手伝いで労働を教えなくてはならない状況にあるのかもしれません。


「わが家の方針」を決める

子どもが、欲しいものを買いたいと目標を設定し、こづかいを貯めて努力しているときには、応援したくなりますね。


子どもたちの目標は、がんばれば達成できるくらいが望ましく、途中で挫折しないように、応援をしたいと考えています。


私の場合、期間を決めて、特別な仕事を頼むことがあります。垣根きり、庭の草むしり、私の仕事の手伝いをすることなどです。金額と労働時間を言って、やるかやらないかを決めさせます。ほかに、食事の準備を買い物から任せ、やりくりで余った金額を子どもに渡すこともあります。労働の場を作り出す努力も楽しみたいものだと思っています。


どちらにしても、手伝いのこと、こづかいのことをどうするか、わが家の決まりごととして、きちんと決めることができていればいいように思います。いろいろな意見に振り回されず、「わが家の教育方針」を確立したいものです。

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