FPによる知って得する!くらしとお金の話

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第2回 一生もののお金のレッスン

変化に対応できる家計をつくる

私は地方都市で家計の相談にのっていますが、相談された方が収入の多寡・貯蓄の有無にかかわらず、将来への不安を口にされることが増えました。それは、経済への不安というより、変化への不安なのでしょう。むしろ家計管理をきっちりしている方や安定収入のある方ほど不安が募るようです。

今の家計や社会は情勢が不透明になっている一方で人々の価値観が多様化しています。そのような状況のなかで不安を覚えることもありますが、より自分らしい生き方を見つけやすくなっている状況があるともいえます。だからこそ、これまで以上に変化に対応できる家計をつくることが大切といえます。

しかし、「変わりたい!」と思い新しいことにチャレンジするにも、お金の不安がよぎり躊躇してしまいがち。ならば、前もって変化に強い家計にしておけば、「気持ちが楽になる」「今を楽しめる」「将来に思い切ってチャレンジ」できます。

これだけあれば生きていけるお金の額=「ベースの家計費」を知る

変化する時代には長期にわたる収支をはじき出すのは難しく、将来不安の大きな要因になります。この先いくらかかるかわからないなら、むしろ「自分は最低いくらあれば生きていけるのか?」を基準に考えてみましょう。私はこれをベースの家計費と呼んでいます。

ベースとなる家計費はおひとり、もしくは夫婦単位で一ヶ月最低必要な支出を見積もります。ポイントはあくまで「最低限」。生活コストを下げた筋肉質の家計をイメージしてみてください。

ベースの家計費には基本的に教育費や住宅ローンは含みません(ただし、一生賃貸住まいを予定されている方は家賃を加えてください)。あくまで、日常生活を低コストで暮らした場合の数字です。多くの方が10万円〜20万円位に収まるのではないでしょうか。

ベースにそのほかの支出を積み上げる

もちろんこれは、最低限のベースですから一生この金額で生きていくわけにはいきません。子どもが生まれて巣立つまで、マイホームを買ってローンを返す期間など、人は社会で活動するぶんだけお金もかかるものです。そこで状況に合わせてベースのお金の上に必要な支出を積み上げていきましょう。老後はまた、ベースの家計費に戻ります。このトータルの支出イメージを把握しておけば、将来不安はより少なくなります。

ベースの水準を上げない

基本的にベースの家計費の水準は上げず、かつ、いつでもベースに戻れることが大切です。また、この家計費で実際に暮らしてみることで自信につながります。

ベースの家計費を計算すると相談された方は「漠然と将来が不安だったけど、具体的な数字を把握して安心した」「子どもに教育費がかかり始めて、なんとなく不安になったけど、支出は伸び縮みするとわかった」とほっとされます。自営業の方では「毎月の売上のことが頭から離れなかったけれど、最低いくら稼げばいいかの指標になった」という意見もありました。ベースを知る、ベースを守ることで家計の安心だけでなく、何があっても大丈夫な自分を再発見することにつながります。

ベースの家計を意識したら、あとは頭を切り替えて将来をよくするためにできることを今始める。これが、変化に強い家計を作るのです。

株式会社ライフアンドマネークリニック
波多間純子

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