FPによる知って得する!くらしとお金の話

詳細はこちら 資料請求・ご加入に関するお問い合わせ 0120-497-775

第3回 幼児期からお金の話をしてみましょう

幼児期の体験の差が小学生で見える

子どもたちは、生活の中でさまざまなことを学んでいます。計算ができなくても、文字が読めなくても、お金の役割や経済のしくみがわからない状態でもいろんな数に出合い、覚えていきます。買い物について行けば、お金に呼び名があり、物に値段がついていることを知ります。親の買い物の様子、たとえば現金で買うかカードで買うかなどを見て覚えている子たちは多いものです。小学生の指導をしていると、考えること、選ぶこと、お金の使い方、貯め方などいろいろなところに学力ではなく体験の差が見えます。お金の教育は幼児期の体験から始まっているのです。

幼児期の金銭教育には絵本と買い物体験

おすすめは絵本を使って心を育てること。たとえば『パンやのくまさん(福音館書店)』には、パンの販売でお金も出てきます。自然な形で仕事、対価としてのお金の使われ方を伝えることもできる内容です。他にも『からすのパンやさん(偕成社)』も家族で働くこと、子どもにもできることが伝えられそうです。

幼児期の買い物体験も力がつきます。買い物で幼児に駄々をこねられると大変ですから、まずは家庭で、おもちゃのお金などを作り、買い物ごっこの遊びから入りたいですね。ここではお金の役割を教えることができます。お金はものと交換することができること、価値の表現になること、蓄えておいても腐らないことや合わせたり分けたりすることが容易であることなどを話す機会になります。

また、「これください」「おいくらですか?」「ありがとうございます」や、お店屋さんにも挑戦させ、「○○円です」「おつりです」「またおこしください」などの会話は、実際の買い物でのドキドキが小さくなり、子どもの不安や負担感が減らせるでしょう。

買い物で身につくたいせつな学習

買い物に行く前に、「今日は1つおやつを買いましょう」または「今日は買わない日よ」と約束をして出かけましょう。子どもは駄々をこねれば何とかしてくれる親なのか、約束を守る親なのかなどを見ています。親子で約束を守ることは、先の子育てのしやすさにつながる体験ですし、子どもの生き方にも関係するとても重要なことです。

子どもの欲しいものも買い物かごに入れさせ、支払いはまとめてという買い物をされているなら、子どものものは子どもに支払わせるという一手間を入れるだけで、お金との交換によって自分のものになる時の‘見える化’ができます。他人のものか自分のものか、きちんと「所有」を教えるチャンスでもありますね。

金銭教育は、我慢する力がついたり、物を大切に扱ったり、環境に感謝する気持ちなどが育つことにつながります。心豊かでいるために身につけられるライフスキルがたくさんあります。訓練ができる期間が長いほど成長に合わせてじっくり取り組めるのが金銭教育です。それぞれの子の性格を見ながら、たくさんの体験のチャンスを準備したいものです。

ファイナンシャルエデュケーター
金銭教育総合研究所 マネーじゅく代表 陣内 恭子

このページの先頭にもどる

保障内容、変更、共済金請求などのお問い合わせ

CO・OP共済「ご意見・ご要望」の窓口

ご加入手続きのながれ

加入者インタビュー