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第7回 「こづかいには力がある 1」〜こづかい制で身に付く力〜

教育費がいらない金銭教育

子どもへの金銭教育は、日常生活の中で乳幼児の時期から始まっています。大人の消費の姿はしっかり見られていますから。ただ見せるだけでは、子どものお金を上手に使う力は伸ばせません。実際に買い物の体験を積ませ、満足できる買い方ができる力を身につけさせるための教育の機会が必要です。教育には教育費が必要なことが多いですが、金銭教育の中で、お金をかけずにすぐに始められるのが「こづかい制度」です。親が買うか、買わないかを決めている買い物の代金を、「先に定額の現金をこづかいとして渡す」という仕組みへ変更するだけで、特別な教材費はいりません。どの家庭でも子どもと相談し、すぐにスタートできます。

こづかい制の提案活動で答えてきた「こづかいQ&A」(マネーじゅくの冊子より抜粋)

Q:こづかい制でどんな力が身につくのですか?

A:お金を管理する力、やりくりする力、我慢する力、ものを大切にする力、欲しいものと必要なものを選択する力などたくさんの力がつき、感謝する心もはぐくまれます。親にとっても、子どもの考えやお金の使い方を知ることができ、安心して任せられる金額がわかり、子どもの能力に合わせたお金の教育方法を見つけることができます。

Q:こづかいを渡し始めるときの注意点は?

A:こづかいの金額、期間、買うもの、管理する場所など親子で約束ごとを決め、子どもの行動と選択に口を挟まずに見守ります。こづかいが不足しても追加はしないことを約束に入れるのがポイントです。

Q:こづかい制は、いつごろから始めたらいいですか?

A:お金に興味を持ち、ものと交換するものだとわかり、自分で管理すると約束できれば、小学1年生から始めてもいいでしょう。保護者の少しの手伝いがあれば管理ができます。高学年、中学生はできるだけ早く始めることをおすすめします。

Q:こづかいで買うものは、何を任せるといいのでしょう?

A:まずは学校で使う文房具(けしゴム、鉛筆など)を任せてみます。必要なものを買って残りで自分の欲しいものを買わせると、計画的に買う習慣が身につくでしょう。

Q:金額は、いくらから始めるとやりやすいでしょう?

A:何歳でいくらという基準はありませんが、1週間ごとの管理なら幼児は50円、小学1年生で100円(月額500円程度)が目安。様子を見ながら増額、月単位で渡すようにするのがやりやすいようです。

Q:こづかい帳を書く意味をどう伝えたらいいでしょうか?

A:記帳により買い物の振り返りができ、自分を客観的に見られるようになります。きちんと記録すると信用アップにつながり、買った物の履歴はこづかい額アップを言い出す際の根拠になります。こづかい額の交渉ができることを伝えておきましょう。記帳の習慣は、大人になってからの生活設計力につながります。慣れるまで一緒に記入したり、こづかいを渡す際の条件に入れたりと、書く習慣がつく工夫を考えましょう。

小学生のこづかい制の比率は低下

最近は、保護者自身がこづかい制ではなかったのでやり方がわからない、想像がつかない、という声が多く、保護者の体験が少ないために金銭教育の必要性を感じるのが遅い傾向にあるようです。体験のない保護者でもこづかい制を子育てに活用してほしいものです。子どもに力がつき、子どもがよく見えるようになり、会話も増え、子育てがとてもやりやすくなるからです。思春期を迎え、そして独立していく時期にそのことがよくわかっていただけることでしょう。

こづかい制で子どもの自立する力、自律の力を伸ばす具体的な方法も第9回のコラムで紹介します。

◆ファイナンシャルエデュケーター
金銭教育総合研究所 マネーじゅく代表 陣内 恭子

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