FPによる知って得する!くらしとお金の話

詳細はこちら 資料請求・ご加入に関するお問い合わせ 0120-497-775

第16回 消費税に負けない!家計改善相談室(2)30代子育て編 家計を長期的に考えよう

2014年4月から消費税が8%に引き上げられました。そこで、奇数月にアップするコラムでは「消費税に負けない!家計改善相談室」をテーマに、年代ごとの家計の悩みにFPが答えていきます。今回は30代子育て家庭のお悩みです。

<プロフィール>

夫34歳 会社員 年収400万円
妻32歳 専業主婦
子ども 2歳 0歳
貯蓄額150万円

 妻も会社員として働き、第1子出産時は育児休業を活用していたが、2人目出産を機に退職。共働きの時に比べて収入が減ったものの、子どものために今後は貯蓄を始めたいと考えている。マイホーム取得希望もあり、保障の加入ポイントなど家計全般の見直しを希望。

子どもが小さいうちに節約体質を身につける

妻「育児休業期間中から貯蓄を取り崩しており、貯蓄の残高が減りっぱなしです。仕事をやめてからは、収入が激減していて不安がつのります。」
FP「育児休業期間中はお給料の5〜6割程度が雇用保険から支払われているのですが、生活費は以前と変わらず、気がつくと赤字家計になっていたというのはよく聞きます。」
夫「育児のペースに慣れるまで、家計どころじゃなかったからなぁ。」
FP「ただ、この機会を前向きにとらえることも大切です。子どもが小さいうちは時間の制約や保育料など負担があるものの、生活費自体は低めに抑えることができます。ここで、ムダを省く家計づくりができれば、子どもが大きくなってからの支出増を乗り越える力がつきますよ。」
妻「具体的に何から始めればいいですか?」
FP「1ヶ月だけぎりぎりの支出で生活してみることをお勧めします。共働きの時にふくれた支出を思い切ってデトックスするのです。最低限かかるお金を把握し、それを基準にすることで、何がムダなのかが自然とわかるようになります。かけなくてもなんとかなるお金も見えてきます。」
妻「1ヶ月だけならやれそうです。」

FP「ベースとなる家計費がわかれば翌月からはデトックスの教訓を生かした上で普段の生活費に戻してかまいません。ただ、せっかく子どもと向き合える期間ですので、食事やおやつ、おもちゃなどを手作りしたり、お金のかからないレジャーを考えるなどしてみてはいかがでしょう。楽しんで工夫すること自体が家計のトレーニングになりますよ。」

1ヶ月チャレンジ!家計デトックス

子どもの教育費の目安は18歳で200万円

夫「1人目の子どもは親が学資の保険をかけてくれたのですが、2人目に対しては何も始めていません。」
FP「教育費は18歳時点をゴールと考えてください。誕生してから18歳まで毎月1万円積み立てると約200万円が準備できます。」
FP「このお金はあくまで、18歳進学時に使うもので、それまでの教育費は毎月の生活費からまかなうのが原則です。習い事などは厳選して小さいうちから教育費をかけ過ぎないことも大事です。」

夫「なるほど。できるだけ高校以降の進学も応援したいという気はありますが、家も欲しいし。このままで大丈夫でしょうか。」

住宅ローンの返済は妻の収入が鍵

FP「住宅ローンは短く組んで早めに返すのが鉄則ではありますが、そのためには現役中の返済金額がものをいいます。奥様の仕事復帰を視野にいれ、お金のあまりかからない子どもが小学校までの時期に、できるだけ前倒しで返済できるように計画しましょう。」
妻「働くのは苦ではないのですが、育児と両立できるか不安です。」
FP「奥様の収入は一時期に集中して稼ぐより、長く稼ぎ続けるほうが家計に貢献できます。ぜひご自身の長期のライフビジョンを描いてみてください。場当たり的に再就職するのではなく、育児中心から仕事復帰のタイムスケジュールを頭に入れて、今身につけられるスキルは何かを考え準備してきましょう。」

妻の死亡保障も忘れずに

妻「私が加入してるのは医療保障だけなのですが、これで十分ですか?」
FP「働くことが前提でしたら『死亡保障』がある程度必要です。平成26年4月から遺族基礎年金がご主人にも支払われるようになり(*注)、奥様が亡くなった場合でも18歳までのお子様2人で年120万円程度あります。その上で、ご主人の収入と合わせても足りない遺族への支出分を奥様の死亡保障でカバーしましょう。」
FP「特に、住宅ローンを保障する団体信用生命保険の被保険者がご主人だけの場合、奥様に万が一のことがあっても住宅ローンは完済されません。そのため奥様の保障額には、ご主人が住宅ローンを返し続けることも考慮に入れてください。」

働く妻の保障でカバーする費用の例

夫婦「やれることが、いろいろあるのですね。」
FP「働いて家事育児をこなすのは夫婦の協力が不可欠です。役割分担にとらわれず、お互いがお互いのできる時にできることをしてカバーしあえば、きっと上手くいきますよ。」

*注 専業主婦の妻(第3号被保険者)が死亡した場合、夫や子どもへの遺族基礎年金の支給はありません。

◆株式会社ライフアンドマネークリニック
波多間純子

プロフィール
CFP®。「お金しだい」の人生から「自分しだい」の人生へ選択できる人生に導くワーク・カウンセリングを実施。お金のコンサルティング会社「ライフ&マネークリニック」および実行支援会社「ライフ&マネーフォーチュニット(=幸運な人・財産の意味)」を経営。相談窓口ひとつで計画から実行までをサポート。関わった人すべての安心、豊かさをカタチにする。実務で培ったノウハウを生かし「わかりやすく、おもしろく、ためになる」講演・執筆で精力的に活動。女性と母の目線で厳しい時代を乗り切るお金と人生の関わりを指南。

このページの先頭にもどる

保障内容、変更、共済金請求などのお問い合わせ

CO・OP共済「ご意見・ご要望」の窓口

加入手続きの流れ

加入者インタビュー