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今月のテーマ『急性中耳炎と診断されましたが、抗菌薬が処方されませんでした。抗菌薬は必要ないのでしょうか。子どもが風邪をひくたびに中耳炎を繰り返し、痛がります。予防策はありますか。』

耳と鼻の奥は、耳管という細い管でつながっています。風邪をひいた時に、細菌やウイルスが耳管を通り、鼓膜の内側(鼻に近い側)の中耳で炎症をおこしたものが急性中耳炎です。
子どもの耳管はおとなに比べて短く、また免疫機能も未発達です。風邪のとき、子どもの鼻やのどには、中耳炎の原因となる肺炎球菌などの細菌が増えるため、中耳炎になりやすいのです。

急性中耳炎の場合、激しい耳の痛み、聞こえづらさ、耳をふさがれたような感じ、耳鳴り、耳だれ、発熱などの症状がみられます。乳児は症状を訴えることができないため、発熱のほかに、理由なく泣いたり、不機嫌になったり、耳をさわったりすることがあります。
急性中耳炎が治った後、炎症のため浸み出した液体が一時的に中耳に溜まったままになることがあり、長引けば滲出性(しんしゅつせい)中耳炎といわれます。痛みなどの自覚症状はありませんが、難聴が唯一の症状であることも多く、聞こえにくさにより、ぼーっとして集中力に欠けたり、呼びかけへの反応が遅くなったりすることがあります。

急性中耳炎の治療は、解熱鎮痛薬や、細菌感染が疑われるときには抗菌薬を用います。膿が中耳に溜まっている場合には、鼓膜を切開することもあります。受診科は耳鼻いんこう科です。
中耳炎の原因が細菌ではなくウイルスによるものと医師が判断した場合は、すぐに抗菌薬の使用はせずに様子をみることもあります。
抗菌薬は細菌を死滅させるには有効ですが、ウイルスに対しては効き目がないからです。また、安易に過剰な抗菌薬を用いることによって、抗菌薬の効かない細菌に変化させてしまうことがあるからです。

急性中耳炎の予防策としては、風邪をひいて鼻がつまったり、ネバッとした鼻水がでてきたりしたら注意して対処することです。小さな子どもであれば鼻水をこまめに吸い取ってあげ、自分で鼻をかめるようであれば、強くかまずに片方ずつ静かにかむように指導しましょう。

薬は医師の指示通りきちんと服用し、心配な点は医師とよくご相談ください。

●東京海上日動メディカルサービス 発行

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