知っておきたい!健康と医療 今月のテーマ『子どものお弁当作りのコツ』
幼稚園や学校に行く子どものため、お弁当作りをされていらっしゃる方も多いと思います。
毎日のお弁当作りは大変ですが、子どもがお弁当を残さず全部食べてきてくれると嬉しいものですね。
今回は、子どものお弁当作りのコツをお伝えいたします。
必要な分量ってどのくらい?
下の表でいつも使っているお弁当箱の容量を確認してみましょう。
お弁当箱の容量(ml)は、およそお弁当のエネルギー量に比例します。
年齢(歳) | 性別 | お弁当箱の容量(ml) |
---|---|---|
3~7 | 男・女 | 400~500 |
8~11 | 男・女 | 600~700 |
12~17 | 男 | 800~900 |
女 | 700 | |
18~29 | 男 | 900 |
女 | 600~700 | |
30~49 | 男 | 900 |
女 | 600~700 |
あくまでも平均的な容量です。
個人差があるため、運動量や活動量などの消費エネルギーを考慮して量を決めましょう。
おかずの配分は「1:2:3」
お弁当に食材を詰めるイメージです。
まずお弁当箱を均一に6つに分けます。そのうちの1つをタンパク質のおかず、2つを野菜のおかず、3つをごはんなどの主食を詰めると栄養バランスが整います。
色鮮やかな配色で
色鮮やかなお弁当は、それだけで食欲増進に繋がります。5色(赤・白・黄色・緑・黒)が揃うように食材を詰めると、より栄養素が摂りやすくなります。
コレを足すともっといい!
お弁当に加えて、乳製品と果物をプラスするとより栄養価が高まります。デザートも兼ねて、フルーツヨーグルトや季節の果物を添えてみてはいかがでしょうか。
日々の食事管理は家庭での重要な役割であり、子どもの健康づくりに繋がります。
生活習慣病を予防するためにも、正しい食生活の習慣作りをサポートしていきましょう。
●東京海上日動メディカルサービス 発行