認知症バリアフリー宣言

私たちは、生協の保障事業として組合員の声をベースに、手ごろな掛金で、いざというときに役立つ保障内容を、わかりやすい手続きで進めていくことを大切にしています。認知症のある方が共済契約を維持継続しやすいようサポートし、認知症のある方とそのご家族が安心して自分らしく暮らし続けられる社会の実現に貢献するため、私たちの理念である「CO・OP共済のめざすもの」とともに以下の取り組みを推進します。

この宣言は、日本コープ共済生活協同組合連合会のすべての事業所を対象としています。

「人材の育成」についての具体的取組(社内教育 社外教育 座学)

増加する単身高齢世帯や認知症高齢者を地域のネットワークを通じて支えるため、認知症を正しく理解し、認知症の方やその家族を温かく見守る応援者とし、また安心して生協をご利用いただけるように組合員・職員における認知症サポーター養成に取り組んでいます。

「地域連携」についての具体的取組(自治体・専門機関等との情報交換 地域の見守りネットワーク等への参加)

地域共生社会への貢献に向け、「地域ささえあい助成」「健康づくり支援企画」を通じて、全国の会員生協および会員生協とNPO法人等が連携して実施する、高齢者のコミュニティ・社会参画の場づくりや、誰もが安心して自分らしく暮らし続けることのできる地域づくりを支援しています。

「社内制度」についての具体的取組(介護離職防止のための制度 仕事と治療の両立のための制度 認知症になった場合の相談窓口の設置)

介護が必要になった職員に対して介護休職制度、介護休暇制度、介護時短制度等各種制度を設けています。また、健康に関する相談窓口を設置し、職員からの相談に応じています。

「環境整備」についての具体的取組(接遇マニュアルの整備 認知症の方でも利用しやすい店舗等の環境づくり)

ご高齢の方の共済加入に際し、ご家族の同席をお願いし、丁寧に意思確認をすすめています。また、ガイダンスなしで直接オペレーターにつながる「コープ共済センター シニアサポートダイヤル」を設置し、高齢の方でも問い合わせしやすい環境を整え、専門のオペレーターが分かりやすい説明を行います。

2025年12月1日
日本コープ共済生活協同組合連合会

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