概要
2022年度は前年度よりも2町多い27市町村と契約し、高齢者の方々の運動教室「まる元」を実施しています。また、認知症に対する情報に接する機会が少ない郡部の自治体9か所で「認知症の理解と予防のキャラバン」を実施しました。また「まる元」実施自治体を増やすためにコープさっぽろとNPOで費用を負担して3か月間無料で実施する「お試しまる元」を本別町で実施し、新年度から「まる元」を本格実施することになりました。
目標
- 1まる元実施自治体を27自治体から30自治体に増やすために、お試しまる元の5自治体での実施を計画します。
- 2キャラバンについては、10の自治体で開催します。また、脳トレクイズ・脳トレ体操のパンフレットを参加者全員に配布します。
- 3認知機能テストについてはコロナ禍で減少した参加者を多くすることで認知機能が低下している方を発見し、さらなる低下を防ぐようにしていきます。
- 4コロナ禍でなかなか設置できていない集いの場の設置について何とか1か所でも実現したいと考えています。
成果
- 12022年度はお試しまる元は本別町1自治体のみとなった。なお、本別町は来年度4月からまる元を本格実施することが決まっている。
- 2キャラバンについては9自治体で開催。脳トレクイズ・脳トレ体操のパンフレットについても開催自治体で参加者に配布。
- 3認知機能テストはコロナで減少した人数をなかなか回復できずに1次テスト735名、2次テストは対象70名中19名の実施となった。
- 4集いの場についてはコロナ禍ということとコープさっぽろで店舗の空きスペースを確保できずに実現できなかった。
展望
次年度以降については、今回もキャラバンと自治体訪問、お試しまる元の実施を計画している。キャラバンについては2023年度はまる元を実施している自治体を中心に実施し、コロナで減少した参加者の増加を目指していく。自治体訪問も積極的におこない、お試しまる元の実現に結び付けながらまる元実施自治体を増やしていくこととしたい。
詳細
内容 | 運動教室 |
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対象 | 高齢者 |
費用 | まる元:1,000円/月 |
参加人数 | まる元 44,800人 認知機能テスト 735人 認知症の理解と予防のキャラバン 345人 年間合計 45,880人 |
協力 | NPOソーシャルビジネス推進センター、北翔大学、道内自治体、NPOここすけ |
支援 | 1,000万円以上 |
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