概要
- 1好奇心をキーワードにシニア食堂(料理交流会)、シニア食堂オンライン料理、シルバーピラティス、スマホカフェの4つの講座を実施しています。シニア食堂はシニアの孤立防止と自立、QOL向上、フレイル予防を目的とし、スマホカフェでは産域学連携でシニアのデジタルデバイドの問題に取り組んでいます。
- 2野田市が取り組むシルバーリハビリ(シルリハ)体操事業に協力し、市が養成した指導士会の一つ「筋トレ会」を通して地域の健康づくりに貢献しています。



目標
昨年度実現した産域学(パルシステム千葉・NPO・江戸川大学)の仕組みをベースに行政との連携も維持拡大しながら、食と健康づくり体操を主軸に地域に健康づくりの輪を広げていけるよう推進します。シニア食堂では食と運動、リアル+オンラインでの学びやレクリエーションの場を作り、好奇心をキーワードに、高齢者の孤立・孤食防止、生きがいづくり、他世代交流をはかっていきます。野田ではシルリハ体操が再開し定期開催が定着したので、パルシステム千葉野田センターとの連携を図り居場所づくりへつなげます。野田と流山の活動の交流を図り、地域に根差した健康づくりの相乗効果も目指していきます。
成果
全体として参加人数が盛り返し、活発な活動を展開できました。料理交流会は複数講師によるローテーション開催が功を奏し、内容に多様性が生まれ、参加人数、参加意欲共に増進しました。パルシステム千葉とのコラボ(講師・食材等)も人気企画となりました。2年目のスマホカフェはシニア、学生共に益々盛んに学び、デジタルリテラシーの向上だけでなく多世代交流としても意義ある場となりました。野田シルリハは参加人数が回復し、作成した布ポスターの効果も高く、スタッフの意欲増進と共に安定的な運営が可能となってきました。
展望
今年度の賑わいを維持しつつ、残された課題(行政・パルシステム野田センターとの連携、流山と野田との交流)に着手したいと考えています。また、流山市でこの2年間で築くことのできた他世代交流を多世代交流に広げるべく、地域との更なる連携をはかっていきたいです。料理交流会では初開催した薬膳講座が好評だったので続編を開催したり、人気が益々高まっているスマホカフェではいよいよAIの学習に挑戦し、シルバーピラティスではヒップホップを取り入れるなど、シニア食堂らしく好奇心を大事にした内容で新規性、先進性を維持していきたいと考えています。
詳細
内容 | 集いの場づくり |
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対象 | 流山、野田市とも地域に暮らすシニアの方であればどなたでも参加できる。市民に限定せず近隣市町村からの参加も歓迎。 |
費用 | 無料 |
参加人数 | 流山シニア食堂(料理交流会) 225人 流山オンライン講座 76人 流山シルバーピラティス 142人 スマホカフェ 414人 野田シルリハ 318人 年間合計 1,175人 |
協力 | 江戸川大学、国立研究開発法人理化学研究所、一般社団法人日本麹文化協会、野田市高齢者支援課、筋トレ会、千葉県生涯大学校 |
支援 | 100万円以上300万円未満 |
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