10周年記念企画 第5弾
「地域ささえあい助成」10年間のエピソード作文入選者の発表

今はなき、大原さんち

東京西部保健生活協同組合
 長島 晴美(ながしま はるみ)様

詩人の大原富江(おおはら とみえ)さんが東京でお住まいになっていた家(茶室)をお借りすることになりました。地域の組合員さんが、空き家になっていることを知り、管理されている高知県本山町の方にお願いに行ったのです。2階建ての茶室兼お住まいの家はエアコンもなく、そのままでは使えず、コープ共済連に助成金の申請をし、エアコンやデッキ等の改装費を補助していただきました。他の生協さんにも貸し出したり、秋には、秋刀魚を庭で焼き、ご近所からの苦情もいただきました。干しいも作りや染物作り、地域の子どもとのふれあいの場を持ったり、高齢の方の集まる場、庭があり、自然がたくさんありました。おばあちゃんちに来たようなゆったりとした時間を過ごすことができました。本山町が自然災害に合い、資金が必要になり、売ることになったのです。利用していた方は大変、苦しい思いをされていました。

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