10周年記念企画 第5弾
「地域ささえあい助成」10年間のエピソード作文入選者の発表

「人間らしくつながり支えあう!」
このチャレンジに終わりなし!

生活協同組合しまね・松江保健生活協同組合
 野津 久美子(のつ くみこ)様

2008年「松江保健生協」「生協しまね」「おたがいさま」の3団体は「地域づくり研究会」という小さな種を蒔いた。2009年「高齢組合員1,000人アンケート」を実施、一人一人のくらしと地域課題が見えてきた。「一緒に考えましょう」と地域の諸団体(行政、JA、自治会、社協、包括等)に足を運ぶも関係づくりに四苦八苦。同じ地域に住むものどうし、共に課題に向き合いたい...。そして2011年3月、あの大震災が起きた。忘れもしない、その日は私たちの研究会の日。すぐに始まった全国からの被災地支援。生協のつながりもまた、大きな存在感を示した。「私たち、もっとやれるかも!」被災地支援は、私たち自身をもエンパワーしたようだ。加えて、大きな学びは、生協を超えてつながることの大切さ。「多様につながって課題解決!生協が発信!」それらを応援してくれる「地域ささえあい助成」に背中を押してもらい、私たちの熱い『想い』が根気よくじわじわ『カタチ』になっていく。「地域ケア連携推進フォーラム」の積み重ねは「地域つながりセンター」を生み、拠点事業は現在5つ。「おたがいさま」「フードバンク」「子ども食堂」の連携で確かな花芽も育っている。出雲市では4つの生協が核となり行政・社協・包括支援センター・ケアマネ協会との連携事業の芽も。生協、行政、社協や諸団体、企業、そして地域の多くの人々と多様に交わりすすめていく「協働」の力が“新しい支えあい”の花を咲かせていく。

地域ささえあい助成 10年間の活動エピソード作文一覧

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